妻に不倫され妻子を失った32歳男のその後

家族を失った男の人生を綴っていきます

そして、バトンは渡された

こんにちは。

 

不倫され男33歳です。

 

軽く私の自己紹介といいますか、状況を説明しますと、私は妻に不倫され、離婚し、大好きな子供の親権も失った男です。

 

一人になってから、5ヶ月が経ちました。

 

最近、2019年本屋大賞受賞の瀬尾まいこさん著「そして、バトンは渡された」という小説を読みました。

 

ざっくり内容をいうと、親の離婚などの理由により、親権者が度々変わる女の子の人生を描いているというもので。

 

これ、離婚の気配なんか全くない頃に図書館で予約してた本なんです。

 

ミーハーなもんで、大して内容を把握せず、本屋大賞ってことで予約してたんですが、読み始めてびっくりです。

 

自分と娘の状況に重なるような内容だったなんて。

 

僕の文章力ではこの小説の面白さをうまく伝えられないのですが、とりあえず僕は泣きました。

 

特に、とある事情で実の父親が小学校低学年の娘と離れ離れになり、その後10年以上会えなくなるのですが、娘の結婚式で再会するシーン。

 

短く描かれているのですが、感情移入激しすぎて嗚咽混じりに泣きました。

 

離婚してない状態で読んでたら、全然違う印象だったでしょうね。

 

幸せな頃は、色んな事が「対岸の火事」に思ってたと気付きました。

 

別に離婚や子供と離れるとかじゃない、色んな悲しい出来事を見たり聞いたりしても、すごく辛く感じるようになりました。

 

辛い気持ちを想像しちゃうというか、想像できちゃうというか。

 

イタタ。なんかこんな事考えてたら、心臓が痛くなってきた…